2015年11月17日火曜日

院生企画研究会を開催します。

【タイトル】
戦前期における遊廓と現代社会における労働を考える
––––近代女性史と社会学のはざまを乗り越えて––––

【報告者】
山家悠平(大手前大学学習支援センター)

【コメンテーター】
金太宇(関西学院大学災害復興制度研究所)
 
【趣旨】
 近年、専門分野別に分断され研究テーマが個別具体的になる学問の「断片化」が進む傾向がある。そこで、本研究班は専門分化した研究領域を横断するような共通理念を探る。今回の研究会では、戦前期の遊廓で働く女性について研究しておられる山家悠平氏を招聘する。本研究班は山家氏に講演いただくことで、歴史学や女性学でおこなわれている最先端の議論の内容が、社会学で議論されている現代のジェンダーや労働の問題においてどのような差異が見られるのかを検証する。そして、これらの学問と社会学との間にある学問の壁をいかに乗り越え、現代の社会問題全般に通ずる共通理念はなんであるのかを模索することを試みる。
 
【日時】
2015年11月21日(土)14:00-17:00(13:30〜受付開始) 
 
【会場】
関西学院大学社会学部棟3F先端社会研究所セミナールーム
 
お問い合わせ:関西学院大学社会学研究科GSSP「断片化の社会学」班
運営スタッフ代表(奥田)E-Mail: ayb83343{アットマ-ク}kwansei.ac.jp